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亜鉛は、アメリカではセックスミネラルと呼ばれるほど精力と馴染み深い栄養素です。
あなたも、一度くらいは「亜鉛が下半身に効く」という話を耳にしたことがあるかもしれませんね。

ただ、亜鉛のことは名前は知っているけど、どんな栄養素なのかイメージしにくいということもあるのではないでしょうか。

このページでは、なんとなく理解しているようで理解していない亜鉛のことについて、詳しく解説していきたいと思います。

亜鉛は通常の食事だけではどうしても不足してしまいがち。効率的に摂取して、精力アップを目指していきましょう。

亜鉛の効果・働き

亜鉛は男性の体内では、前立腺や精巣に多く含まれている金属なんですね。
これだけでも重要な栄養素であることがわかると思います。

亜鉛は体の新陳代謝、免疫機能などにも関係があり、正常に働くようサポートしてくれます。
意外にも抗酸化作用もあるので、若々しく保つのにも大切な栄養素なんですね。

そして、生殖機能や性機能にも深く関わっています。
精子の生成にも必要となるので、男の性にとっても重要なんですね。

また、亜鉛の摂取が男性ホルモンのテストステロンの維持に重要であるという研究結果もあり、決して侮れない栄養素といえるでしょう。

亜鉛が不足するとどうなる?

亜鉛が不足するとどうなるでしょうか?

体全体に目を向けると、糖尿病、味覚障害、爪・毛髪・皮膚の異常、動脈硬化、高血圧、免疫力の低下などの症状の原因になる可能性があります。
ちょっと怖いですね。

性機能や生殖器に目を向けると、ED(勃起障害)、前立腺炎、精液量減少、持続力・硬度の低下などを引き起こす恐れがあります。
その他、ホルモン生成がうまくいかなくなったり、精子の運動能力が低下することがあります。

亜鉛は体内でも微量しか存在しない(約2g)ので、あまり注目されない栄養素ですが、足りなくなると途端に困ることになってしまいます。
慢性的な亜鉛不足に陥らないよう、気をつけていきましょう。

亜鉛を多く含む食べ物

亜鉛が多く含まれている食品には、牡蠣(かき)、ビーフジャーキー、豚レバー、うなぎ、チーズ、緑茶、ごまなどがあります。
栄養素と共に詳しく見ていきましょう。

牡蠣

牡蠣

牡蠣には、亜鉛の他、鉄分、ビタミンB1、B2、B12、タウリン、必須アミノ酸、セレンなどの栄養が豊富に含まれています。
特に亜鉛の含有量はナンバー1といっても過言ではありません。
海のミルクと呼ばれるのも理解できますよね。

身が詰まったぷりぷりの牡蠣はおいしいですよね。
焼いてもいいですし、鍋物にしても美味です。
1日4~5個食べれば、男性が1日に必要な亜鉛を摂ることができるとされています。

ビーフジャーキー

ビーフジャーキー

おつまみにも人気のビーフジャーキーですが、実は亜鉛の含有量が多かったんですね。
たんぱく質が豊富で、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、鉄なども多く含まれています。
ただし、塩分が多いので食べすぎには注意です。

ビーフジャーキーの原料は牛肉ですが、牛肉そのものに亜鉛はたくさん含まれています。
したがって、普段の食事に牛肉のメニューをプラスしてみるのは精力アップにもつながるんですね。

豚レバー

レバニラ

豚レバーには、亜鉛の他には、吸収率のいいヘム鉄、たんぱく質、ビタミンA、葉酸などが豊富に含まれています。
カロリーが低いので、体型が気になる場合にもおすすめです。

レバーは独特の匂いや食感があるので、苦手という人は多いかもしれません。
また、下処理も一手間かかりますし、自宅で調理するのは大変かもしれませんね。
そのため、外食の際は、レバニラ炒めなどの豚レバーを使った料理を積極的に食べるのもいいと思います。

うなぎ

うなぎ

うなぎは精がつく食べ物として馴染み深いですよね。
ビタミンA、B1、B2、D、E、DHA、EPAなどが豊富に含まれています。亜鉛の含有量も多いです。
疲れている時、元気が出ない時に食べたいですよね。

うなぎは高価な食べ物なので、頻繁に食べるのは難しいですが、ここぞという時に食べて精をつけたいところです。
専門店に足を運んで舌鼓を打つのもいいですし、スーパーで販売されているものを買って自宅でゆっくり食べるのもいいですね。

チーズ

チーズ

意外にも、チーズは亜鉛が含まれている食べ物なんですね。
チーズの中ではパルメザンチーズが亜鉛の含有量が多いです。
その他の栄養素には、ビタミンA、B2、カルシウムなどがあります。

パルメザンチーズは、スーパーでも粉チーズとして売られていますね。
サラダやパスタに振りかければ、おいしく食べることができます。

緑茶

緑茶

カテキンの栄養素で知られる緑茶ですが、亜鉛も摂取できるのはちょっと驚くかもしれません。
ビタミンB2、C、E、葉酸、サポニン、テアニンなどの栄養が多く含まれています。
ホッと一息つきたい時に、おやつのお供に、緑茶は毎日の生活に深く浸透していますね。

緑茶の健康効果については誰もが知っているほど、周知されています。抗酸化作用、体脂肪低下作用、血中コレステロール低下作用など、健康維持に欠かせない飲み物といえるでしょう。
これらに加えて、亜鉛も摂取できるのは嬉しい限り。精力アップを目指したいところです。

ごま

ごま

亜鉛の他、ビタミンE、カルシウム、マグネシウム、鉄などの栄養が豊富です。
また、わずか1%しか含まれないゴマリグナンには、非常に強力な抗酸化作用、コレステロール低下作用などがあることがわかっています。
健康維持にうってつけの食べ物なんですね。

ごまはいろいろな食べ物に加えることができますね。
ご飯やパンに振りかけたり、サラダに加えたり、バリエーション豊かに楽しめます。

亜鉛摂取時の注意点

亜鉛はあまり吸収が良くない栄養素ですが、亜鉛を摂取する際に気をつけたいポイントとして、フィチン酸と一緒に摂取しないことが挙げられます。

フィチン酸には、血栓予防効果や抗酸化作用などがあるのですが、亜鉛との相性は良くありません。フィチン酸は小麦粉を使った食べ物、インスタント食品、豆類などに多く含まれます。

逆に吸収率を高めるには、ビタミンCやクエン酸と一緒に摂ることをおすすめします。

亜鉛の吸収を阻害するフィチン酸はいろいろな食品に含まれているので、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率を高めた方が効率的かもしれませんね。

亜鉛の1日の必要量は?

厚生労働省が定めた基準によると、成人男性(18歳~69歳)の亜鉛推奨摂取量は、1日10mgとなっています。

≪参考≫日本人の食事摂取基準(2015年版)

亜鉛を取りすぎると? 気になる副作用

亜鉛の過剰摂取で、銅の吸収が阻害される、貧血、胃の不快感などの症状が出ることがあります。

1日の上限量は、上記の厚生労働省の基準によると、18歳~29歳で40mg、30歳~69歳で45mgとなっています。

やはり何においても取りすぎは良くないということですね。通常の食事で上限に達することはありませんが、過剰摂取にならないよう気をつけていきましょう。

亜鉛の摂取はサプリメントがおすすめ

厚生労働省の調査によると、20歳~69歳までの成人男性の亜鉛摂取量は8.7mg~9.1mgとなっていて、上記でお伝えした亜鉛推奨量10mgには若干届いていない状況になっています。

≪参考≫国民健康・栄養調査結果(平成28年)

日本人男性は、亜鉛の摂取量が少しですが不足気味なんですね。

亜鉛不足を補うために、この記事でお伝えした食品を積極的に食べてみるのもいいと思います。少し意識することで、推奨量には到達するのではないでしょうか。

ただ、精力減退やEDに悩む男性にとっては、もう少し積極的にケアしていきたいところです。食べ物だけで必要量をきちんと摂ろうとするのは、なかなか大変ですよね。

そのため、手軽に亜鉛不足を補うなら、亜鉛を含有したサプリメントを活用するのも方法のひとつです。

ペプチアというサプリメントでは、亜鉛を9mg摂取することができます。これなら、必要な亜鉛を充分に補給することができますよね。
他にも、下半身に嬉しいマカや、アミノ酸豊富なランペップなどが配合された男性応援サプリメントです。

以下の記事で、管理人の体験レビューをお伝えしているので、よかったら、こちらも参考にしてみてください。

≪関連≫効果は実感できた? ペプチア体験口コミレビュー