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男だったら誰もが経験している朝勃ち。

若い頃は毎朝痛いくらいに勃起してしまい、なかなか治まらずに苦労した経験があるのではないでしょうか?

それも今は昔、アラフォーにもなってくると朝勃ちの頻度が減ってきたり、硬さも足りなくなってきたりすることがあります。10代の頃を思い出し、あの頃は良かったなあと感じてしまうことがあるかもしれませんね。

朝勃ちがなくなるのは「年だから仕方ない」と思ってしまいがちですが、これは間違いです。

年だからと放っておくのは、大きなリスクを伴う行為なんですね。その理由をこれから解説していきたいと思います。

「朝勃ちしなくなって久しい」
「朝勃ちの回数が減ってきた」

という場合は、よかったら参考にしてみてください。

朝立ちはなぜ起きる?

起床

そもそも朝立ちはなぜ起きるのでしょうか?

以前は、膀胱におしっこが溜まるその反射作用であるとか、エッチな夢を見るからだとか俗説がありましたが、現在はこれらは関係ないとされています。

人は睡眠中、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返していますが、レム睡眠の時に男性は勃起するんですね。

レム睡眠と勃起の関係

浅い眠りのレム睡眠の時は、自律神経が乱れるため、その影響で勃起するのではないかと考えられています。

通常、男性は、視覚や聴覚などで性的な興奮を感じ取り勃起するわけですが、レム睡眠中はこういった性的興奮を必要としない勃起が発生するんですね。
専門用語で、無自覚勃起、反射性勃起とも呼ばれたりします。

レム睡眠は、1回の睡眠中に4~5回ほど起こるため、正常な男性であればその度に朝立ちが起こっています。
朝立ちは夜間勃起現象ともいいますが、夜寝ている最中にも勃起はしているんですね。

朝目覚める時はレム睡眠であることが多いので、起床時にペニスが勃起していることを認識できるわけです。

朝立ちがないのはEDの始まり

ショック

少々痛烈な言葉になってしまうのですが、朝立ちが全くない場合はEDの始まりであると考えなければなりません。

健康な男性であれば、朝立ちは必ず起こる現象といっても過言ではありません。朝立ちがないということは、体に何らかの異常が発生している可能性があるんですね。

勃起するためには、神経、血管、男性ホルモン、陰茎機能などが正常に働く必要があります。
朝立ちがないということは、これらの機能のどこかに問題が発生している可能性が高いです。

具体的には、テストステロンなどの男性ホルモンが減少する男性更年期障害が原因だったり、生活習慣病などが原因でペニスの動脈硬化が進行している、などの可能性が考えられます。

朝立ちは健康のバロメーター。勃起することでたくさんの酸素が送り込まれるので、海綿体を健康に保つことができるんですね。
年齢に負けず、遠慮せずにどんどん勃起することが大切です。

心因性EDでも朝立ちはある

体に何らかの異常がある器質性EDの場合は、朝立ちが起こりにくくなりますが、心因性EDの場合でも朝立ちは起こります。

これは、心因性EDは精神的な問題であるためで、体には何の異常もないためです。

逆にいえば、朝立ちはちゃんとあるけど、本番では勃起しにくくなるという場合は、心因性EDの可能性があるということですね。

朝立ちが起きているかどうか自宅で判別する方法

男性の性機能を専門に扱う病院に行くと、リジスキャンという機械を用いて朝立ち(夜間勃起現象)の有無を検査することができますが、自宅で、もっと簡易的な方法で朝立ちの有無を調べる方法があるんですね。

それは切手を用いた方法です。

1円切手をミシン目がついたまま細長い状態で陰茎に巻き付けるようにして貼るんですね。大きさによりますが、3~5枚くらいでしょうか? 購入する場合は、ミシン目が連なった縦長または横長になるようお願いした方がいいでしょう(郵便局員の人に変に思われるかもしれませんが)。

朝起きた時に、ミシン目のどこかが破けていれば、レム睡眠中に陰茎が勃起して大きくなったことを示します。

朝立ちしなくなったらどうしたらいい?

疑問

朝立ちしなくなったら、男としては不安やあせりを感じることもあると思います。

目安となる朝立ちの頻度ですが、実は専門家によって少し意見が異なります。そのため、明確な数字を示すことが難しいのですが、ひとまずの判断材料として1週間のうちに1回自覚できれば大丈夫という意見があります。

ただし、個人的には週に1回だと決していい状態とは思えないので、今後もきちんと経過観察をして、ED対策も行うことをおすすめします。

もしも、1週間全く朝立ちがないという場合は、病院やクリニックを診察した方がいいかもしれません。

朝立ちがない=EDとなりますが、EDであるということは、体に何らかの問題が発生している可能性が高いんですね。

先ほど少し触れましたが、動脈硬化により陰茎血管の血流が少なくなっている可能性や、男性ホルモンが低下している可能性などが考えられます。

このまま放っておくと、大きく健康を損ねてしまうこともありえます。そのため、一度診察を受けてみた方が、長い目で見ても安心できるのではないかなと思います。

まとめ

朝勃ちは年齢と共になくなっていくもの、だから仕方ないよねと考えてしまいがちですが、健康で長生きすることを考えると、とても重要な現象であることがわかっていただけたのではないでしょうか。

たかが朝勃ち、されど朝勃ちなんですね。

朝勃ちがあれば、何もかもが全て安心というわけではもちろんないですが、ひとつの指針になると思います。

朝勃ちが減ってきたら、健康悪化のひとつのシグナルと考えて、食生活を見直したり、運動を増やしたり、サプリメントを活用するなどして、朝勃ち維持に努めたいですね。

もう年だからとあきらめず、どんどん勃起していきましょう!

参考:「朝立ち」がなくなったらED?毎日の現象が示す真の意味 | プレジデントオンライン

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