活力を維持するには、普段からバランスの取れた食生活を送ることが大切です。
野菜もしっかり食べる必要があるわけですが、どうせ食べるなら精力アップが期待できる野菜を食べたいですよね。
そこで、このページでは、精力に密接な関わりがある男性ホルモンに強く関係するアブラナ科野菜とセリ科野菜をまとめてみました。
代表的なアブラナ科野菜を7つ、セリ科野菜を3つ紹介しています。
「もしかしたら男性ホルモンが不足気味かも・・・」
と感じたら、ここで紹介の野菜を積極的に取り入れてみてくださいね。
アブラナ科の野菜
アブラナ科の野菜には、女性ホルモンを抑えて男性ホルモンの分泌を促進するインドールという成分がたくさん含まれています。
体の免疫を強くしてくれたり、抗ガン作用もあるので、こまめに食べていきたいですね。
アブラナ科の野菜には、キャベツ、大根、カイワレ大根、かぶ、カリフラワー、小松菜、高菜などがあります。
キャベツ
キャベツの栄養素
キャベツには、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、カリウムなどが豊富に含まれています。抗酸化作用のビタミンCは、まさに万能薬ですね。
キャベツには、ビタミンUという耳慣れない栄養素が豊富に含まれていることでも知られています。
ビタミンUは別名キャベジンとも呼ばれ、たんぱく質の合成を促してくれる他、胃腸の粘膜を保護・修復してくれる働きがあるんですね。消化器の潰瘍治療にも使われるほどのすごい効果があります。胃腸薬のキャベジンはここから来てるんですね。
現代人はストレスで胃腸をやられることが多いので、日々ストレスと闘うサラリーマンには、心強い味方です。
材料をムダにしないキャベツの食べ方
食べやすいざく切りにしてコンソメスープにすればとても簡単です。溶け出したビタミンCも、スープなら無駄なく摂取することができます。
ビタミンCは葉の外側部分に一番多く含まれ、ついで芯の部分にも多く含まれています。そのため、芯も捨てずに一緒に煮込むようにしましょう。
大根
大根の栄養素
スーパーで見かける大根は、葉っぱの部分は切り落とされていることが多いですが、実は葉の部分にこそ栄養が豊富に含まれています。
葉っぱには、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウムなどがバランス良く含まれているので、可能であれば葉っぱ付きの大根を買いたいところです。
大根本体には、ジアスターゼという酵素が多く含まれています。消化を助けて、胃腸の働きを整えてくれる作用があります。水分が多くヘルシーなので、ダイエットにももってこいです。
精力ケアにおすすめの大根の料理法
ジアスターゼは熱に弱いので、大根おろしが最適です。
大根おろしを作る際は、根元の部分(葉っぱに近い方)を使うと、辛みを抑えたマイルドな大根おろしになります。
ただし、時間が経過すると、ビタミンCなどの栄養が徐々に失われていくので、おろしたらできるだけ早く食べるようにしましょう。
大根の葉っぱは、包丁で細かく切って醤油と唐辛子で味付けし、ごはんに乗せて食べると絶品です。青臭さが気になる場合は、レンジでチンしましょう。
カイワレ大根
カイワレ大根の栄養素
カイワレ大根は、大根の赤ちゃんといってもいい存在ですね。カイワレが成長すると大根になります。
大根の赤ちゃんなので、栄養も充分にあります。葉っぱは捨てられがちな大根に比べて、カイワレは葉の部分も残っているので、大根に比べて、βカロテン、ビタミンEなどが豊富です。
カイワレ大根おすすめの食べ方
手軽に食べられるのが、カイワレ大根の魅力ですね。
お味噌汁に入れたり、炒め物やチャーハンのアクセントに付け足してみたり、料理を問わず加えることができます。
かぶ
かぶの栄養素
春の七草のスズナとしても知られているカブですが、本体の栄養素はそこまで多くありません。ビタミンCやカリウムなどが含まれています。
また、アミラーゼという酵素が含まれているのが特徴です。消化促進効果があるので、胃腸の働きを整えてくれます。胃もたれや胸焼けを予防してくれるんですね。
一方、かぶの葉っぱは栄養豊富で、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などがたくさん含まれています。
スーパーでは、ぜひとも葉っぱ付きを購入したいですね。
かぶの絶品調理法
煮物にしてもおいしいですが、ご飯のお供に漬け物として食べるのも絶品です。
市販の浅漬けの素を使ってもいいですし、半月切りかイチョウ切りにしたカブをビニール袋に入れて、そこへ塩、お酢、だしの素を同分量入れてもみもみすれば、おいしい浅漬けのできあがりです。もちろん葉っぱも忘れずに。
カリフラワー
カリフラワーの栄養素
カリフラワーはカリウムとビタミンCが豊富です。
カリウムには体の余分な塩分を排出してくれる働きがあるので、血圧が高めの人には嬉しい成分ですね。
カリフラワーは花のつぼみです。長く伸びた何枚もの大きな葉っぱの中心にちょこんと居座っている様子は愛らしくもあります。
カリフラワーの栄養を損ねない調理法
シチューに入れたり、コンソメスープにしたり、汁物にした方が溶け出したビタミンCも逃さず一緒に食べることができます。
また、炒め物にするとカリッとした食感を楽しめるので、こちらもおすすめです。
小松菜
小松菜の栄養素
小松菜はβカロテンが非常に豊富です。βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは目にいいとされる栄養素ですが、性欲増進が期待できる成分なので、精力減退気味の時にもおすすめです。
その他、カルシウム、鉄、カリウムなどの成分も多いので、地味ながらも栄養価の高い緑黄色野菜といえますね。
活力アップになる小松菜の食べ方
調理する場合は、蒸し焼きにすると栄養素を損ねにくいです。
もしくは、スープにすれば、ゆで汁も一緒に食べることができるのでおすすめです。
ラップに包んでレンジでチンして、温野菜サラダとして食べるのもいいですね。
高菜
高菜の栄養素
葉物野菜の高菜は、漬け物が馴染み深いかもしれませんね。
βカロテン、ビタミンK、ビタミンC、ビタミンB1、B2、鉄などをバランス良く含む野菜の優等生的存在です。
ピリッとした辛さを感じるのは、辛み成分のイソチオシアネートが含まれているためです。健やかな生活を維持するのに注目の成分ですね。また、血液をサラサラにしてくれるので、下半身の減退予防にも効果を期待できます。
元気いっぱいになる高菜の食べ方
炒め物として食べると吸収がいいですが、高菜自体があまりスーパーで見かけない食材ですよね。高菜漬けが市販されているようであれば、それを購入してしまうのが簡単かもしれません。
セリ科の野菜
セリ科の野菜には、男性ホルモンのテストステロンなど、性ホルモンに似通った性質を持ち、その働きをサポートする働きがあるといわれています。
これらの野菜も定期的に食べていきたいですね。
セリ科の野菜には、にんじん、セロリ、パセリなどがあります。
にんじん
にんじんの栄養素
にんじんはポピュラーな野菜なので、食べる機会も多いですよね。
含まれる栄養としては、βカロテンがずば抜けて多いです。体内でビタミンAに変換されるので、精力アップにも期待が持てます。抗ガン作用もある大切な成分です。
βカロテン以外にはカリウムも多いです。皮の部分に栄養が多くあるので、可能であれば皮付きのまま調理することをおすすめします。
精力アップを目指せるにんじんの食べ方
にんじんに含まれるβカロテンは、油との相性が良く、油と一緒に食べることで吸収率が高まります。そのため、肉野菜炒めなど、油を使う料理がおすすめです。
肉野菜炒めなら、数種類の野菜を一度に食べることができますし、お肉には、男性ホルモンの形成を助けるたんぱく質(必須アミノ酸)が多く含まれているので、一石二鳥ですね。
セロリ
セロリの栄養素
セロリ特有の香りは、アピインやアビオイルなどの成分によるもの。イライラを緩和してくれるのでストレス予防にも効果的です。
豊富なカリウムが塩分の取りすぎを予防してくれる他、キャベツ同様ビタミンUが含まれているので、胃酸の分泌を正常にしてくれたり、胃腸の粘膜を正常に保ったりしてくれます。
常にストレスにさらされるサラリーマンには嬉しい食材ですね。
セロリおすすめの調理法
マヨネーズをつけて生のままかじっもおいしいですし、食べやすい大きさにカットして炒め物にしてもおいしいです。
葉が付いたまま売っていることもありますが、葉の方に栄養が多いので捨てずに調理することをおすすめします。葉にはえぐみが多いので、生で食べるよりは炒めた方がいいかもしれません。
パセリ
パセリの栄養素
居酒屋などに行くと、料理の添え物として出されることが多いパセリですが、実はとてつもない力を秘めていて、きちんと食べたい野菜です。
βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、カリウム、鉄、カルシウムなど、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンKは、野菜の中でも1、2を争う含有量を誇ります。
パセリの香りはアピオールという成分によるもの。食欲増進、消化促進などの効果が期待できます。
パセリおすすめの食べ方
パセリをメインで食べるというのは難しいですが、毎日の食卓にこまめに出していきたいところ。付け合わせでも残さず食べて、健康維持に努めていきましょう。
まとめ
男性ホルモンの促進を助けてくれるアブラナ科野菜と、男性ホルモンの働きをサポートしてくれるセリ科野菜。精力減退に悩んでいるなら、毎日でも食べていきたいものばかりですね。
野菜が苦手という人でも、1つくらいは食べられそうな野菜があるのではないでしょうか。無理をして食べてもストレスになってしまうので、楽しくおいしく食べられる工夫をしていきたいところですね。
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