東洋医学に用いられる漢方は、植物由来の有効成分を有しているのが特徴です。
現在は西洋薬による治療が一般的ですが、バイアグラなどのED薬は飲みたくない、または効果が今ひとつ見られないという場合にもいいかもしれませんね。
基本的に漢方は、現在の体質を改善して病気になるのを予防する目的で活用します。
この記事では、男性ホルモン低下の症状によく使われる漢方を3つ紹介しています。よかったら、参考にしてみてください。
男性ホルモン低下の症状に使われる漢方薬
八味地黄丸(はちみじおうがん)
配合の生薬:地黄(じおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、山薬(さんやく)、茯苓(ぶくりょう)、沢瀉(たくしゃ)、牡丹皮(ぼたんぴ)、桂皮(けいひ)、附子(ぶし)
主成分は地黄で、貧血の症状をよくする効果があるとされています。
8種類いずれも滋養強壮作用があり、泌尿器や生殖器に有効な働きをしてくれます。
もちろん、性機能の衰えに対しても効果テキメンです。
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
配合の生薬:地黄、山薬、山茱萸、茯苓、沢瀉、牡丹皮、桂皮、附子、牛膝(ごしつ)、車前子(しゃぜんし)
八味地黄丸に牛膝と車前子を加えたものが、牛車腎気丸です。
体力低下を回復したり、体の中の水分の巡りを良くしてくれる作用があります。
また、精巣周辺の血流が良くなるとされているので、下半身の悩みにも良さそうです。
おしっこの回数が多いなどの排尿トラブルにも使われます。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
配合の生薬:人参(にんじん)、黄耆(おうぎ)、蒼朮(そうじゅつ)、 柴胡(さいこ)、当帰(とうき)、升麻(しょうま)、陳皮(ちんぴ)、生姜(しょうきょう)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)、
主成分の人参は、男性ホルモンを活発にしてくれます。
食欲がない場合や胃腸が弱っている場合にも効果を発揮、疲労回復効果もあるので、元気がない時にピッタリです。
精子の働きを上向かせてくれるので、精子力が衰えがちな現代の男性には最適かもしれませんね。
まとめ
今回紹介の八味地黄丸、牛車腎気丸、補中益気湯は、ツムラやクラシエから発売されています。
医療用と一般用の両方がありますが、一般用であればドラッグストアなどでも購入することが可能です。
漢方は劇的な効果を期待するものではありませんが、EDや精力減退に悩んでいる場合は、選択肢の一つとして検討してみるのもいいのではないでしょうか。
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