この記事では、一酸化窒素(NO)を増やす食べ物を紹介しています。
40代になると、体力の衰えに加えて、下半身の衰えが気になってきますよね。
「明らかに勃起力が衰えた」
「精液の量が減った」
「性欲が湧かない」
といった悩みも増えてきます。
勃起に重要な物質が一酸化窒素(NO)。
勃起力の衰えは一酸化窒素の減少が一因として考えられるので、サポートする食べ物があれば勃起力改善につながるかもしれません。
はたして、NOを増やす食べ物にはどんなものがあるのか?
この記事が少しでも役立てば幸いです。
一酸化窒素(NO)とは?
一酸化窒素(NO)は、血管拡張物質とも呼べる存在で、血管を広げ血流を良くする働きがあります。
心筋梗塞や脳梗塞の予防につながるなど、健康維持に大切な成分であるのはもちろん、勃起をするにも欠かせない物質なんですね。
一酸化窒素が不足すると充分な勃起を得られなくなるので、ED、中折れにつながります。男にとってとても重要な物質なんですね。
詳しくは、以下の記事でも解説しているので、よかったらこちらもご参照ください。
≪関連≫勃起のメカニズムを徹底解説!立つためには一酸化窒素(NO)がとても重要
NOを増やす窒素、硝酸塩
一酸化窒素(NO)を増やす物質として、同じ窒素の硝酸塩が注目されています。
硝酸塩は土などの自然界に多くある物質で、食べ物では葉物野菜に多く含まれています。
葉物野菜は、根から硝酸塩を吸収してアミノ酸などを合成していきますが、この段階で吸収した硝酸塩が多いと体内にとどまることになります。
人がNOを生み出すにはアミノ酸のアルギニンが必要になりますが、硝酸塩がこの代わりになるといわれているんですね。
サプリメントの販売は禁止されているので、食べ物から摂取する必要があります。
一酸化窒素を増やす食べ物
一酸化窒素の分泌を高める、硝酸塩を多く含む食材には以下のようなものがあります。前述のように葉物野菜に多く含まれています。
赤ビーツ
カブを赤く染めたような野菜ですが、ほうれん草と同じアカザ科の野菜です。
カリウム、マグネシウム、ナイアシン、パントテン酸などが豊富に含まれています。
見た目から“食べる輸血”とも呼ばれるほど。
日本ではあまり馴染みがないですが、ウクライナ料理のボルシチに使われることで有名ですね。
ダイエットに適していたり、認知症の進行を遅らせる効果があることもわかっています。スゴイ野菜ですね。
スーパーではほとんど見かけないので、入手が難しいのが難点でしょうか。
ルッコラ
ルッコラはアブラナ科のハーブ野菜で、硝酸鉛の含有量は野菜随一といっていいほど。
かすかにゴマに似た香りがします。ピリッとした辛みとほのかな苦味が特徴です。
βカロテン、ビタミンC、E、K、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどを含み、栄養価は高いです。
サラダにして食べるのが一般的ですが、炒め物、味噌汁の具、パスタと絡めるなどして食べてもおいしいです。
ケール
栄養価が非常に高い野菜で、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カリウム、カルシウム、ルテインなどを豊富に含んでいます。
スーパーではあまり見かけない野菜かもしれません。青汁の材料としても有名ですね。
抗酸化作用のある栄養素が多いので、体の錆びつきを抑えて老化を予防するのにうってつけの食材といえるでしょう。
青汁として飲めば、硝酸塩も手軽に摂取できそうです。
ほうれん草
ほうれん草にも硝酸塩が豊富に含まれています。
また、βカロテン、ビタミンC、E、K、鉄、葉酸、カルシウム、カリウムなど各種栄養がギッシリ詰まっている緑黄色野菜ですね。
下茹でする際は、しっかり洗って土を落とし、火の通りにくい根元から鍋に入れるようにしましょう。
茹で時間も短めでOK。サッと湯がく程度にした方が、栄養も流れにくくなります。
レタス
ほうれん草ほどではないですが、レタスにも硝酸塩が含まれています。
実のところ、レタスの栄養はあまり多くありません。
βカロテン、ビタミンC、K、葉酸などの栄養素はあるのですが、他の野菜と比べると含有量は少なめです。
ただ、スーパーで手軽に購入でき、サラダとしても食べやすいので、その辺りは重宝しますね。
レタスがない場合は、サニーレタスやサラダ菜でもOKです。
一方、硝酸塩にはこんな意見も・・・
硝酸塩は、一酸化窒素(NO)の分泌を高めてくれるので、EDや精力減退に悩む男性にとっては嬉しい物質です。
しかし、その一方で、こんな意見もあります。
硝酸塩は、通常摂取する程度では、それ自体は特に人体に有害なものではありません。しかし、ヒトの体内で還元され亜硝酸塩に変化すると、 メトヘモグロビン血症や発ガン性物質であるニトロソ化合物の生成に関与するおそれがあるということが一部で指摘されています。
引用元:農林水産省HP
こういう意見を聞いてしまうと、ちょっと怖くなってしまいますね。
ただ、人体に悪影響がある恐れがあるのではないかという指摘はあるのですが、今のところ明確な結論は出ていません。
硝酸塩の摂取と発がんリスクに明快な関連があるかどうかは、今後の研究次第といえそうです。
近年では、硝酸塩はむしろ体にとって有益という意見も多いです。
一酸化窒素を増やす効果から、血圧やメタボ改善につながるという論文も発表されています。
というように、なかなか判断が難しいところではあるのですが、いずれにしても、偏った食事や過度の食べ過ぎは良くないのでその点には注意していきましょう。
いくら一酸化窒素を増やしたいからといって、毎食ほうれん草ばかり食べるというのは体に良くないですよね。
栄養バランスに気をつけて、厚生労働省が推進している一日350gの野菜摂取を目標に、その上で上記で紹介した野菜を積極的に食べるということでいいのではないかなと思います。
まとめ
硝酸塩には、勃起を助ける一酸化窒素の発生を高めてくれる働きが期待できます。
硝酸塩は、赤ビーツ、ルッコラ、ケール、ほうれん草、レタス、サニーレタス、サラダ菜などの葉物野菜に多く含まれます。
食べ過ぎは良くないですが、毎日の食生活に上手に取り入れて、若い頃の勃起力を取り戻したいですね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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